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色々と気持ちの棚卸し

前の彼と別れた最大の理由は、先が全部見えてしまうことへの恐怖感だったのだとようやく気持ちの整理がついた今では思う。相手の年も年だったから子供を産む時期とかまで見えていたし、そもそも性格的な部分で堅実な暮らしをしていければいいと思っていた人だった(口ではそうは言っていなかったけれど)。ただ恋人として付き合っているだけならそんなに気にかからないところだったと思うけれど、一生一緒に暮らしていく前提となるとそういった考えは私にとってただの向上心のない人、だった。
最近とみに思うんだけれど、私は生きることに非常に貪欲な人間で、常に(自分にとって)面白く生きていたい・人生楽しみ尽くしたいって本気で思っているから、安定や堅実は大切だけれどそれだけを守って生きることは(少なくとも今の私には)、できない。仕事が変わる打診を受けた時も「これでしばらく飽きずにいられる」とホッとして、同時に学生時代のアルバイトでも慣れはじめると辞めていた自分を思い出した。ようするに飽きっぽいのだ。ぜんぜん誉められたことじゃないのはわかるのだけど、でもそういう性格なんだなーと、今回好きになった彼を思いながら改めて自覚した。
自分の知らない自分に出逢うとびっくりして楽しい。ずっとそれを繰り返していたいと近頃強く思う。それが私にとっての幸せなのかもしれないなと、わりかし堂々と割り切れるようになった。もってけセーラーふくが大好きなんだけれど、あの「最後に笑っちゃうのは私のはず」っていうフレーズにめちゃめちゃ共感する。親が死んだりこれからいろいろあると思うけど、最期は笑って死にたい。