CSD

拾う神ここにあり

 
地元の駅前にゴミ箱がある。今日の帰りいつものようにゴミを捨てようとしたら、ゴミ箱の蓋と本体に挟まれるようなかたちで白い背の単行本が2冊捨てられていた。白い背というのは実際のところカバーを裏返した状態で、そんな風に裏返したうえでこんなとこに捨てられてるなんてエロ本かしら〜、と興味本位で開いてみたら本当にエロ小説だった。折角なので持ち帰ってみた。まだ読んでないのだけど、表紙をめくってすぐ右側の半分の部分(なんて呼ぶの?)がもうひたすら淫語で埋まっていて、うん、フランス書院の心意気に握手を求めたいような気持ちにはなってます。なんていうか、すごく仕事に対して真摯っていうか・・こういう真剣な姿勢って好きだな…。

それにしても『華と悪魔-未亡人彩子・二十七歳-』『伯母と少年・甘い生活』って結構法則性見えるなあ。これを捨てた人は関係性に興奮を覚えるのでしょうね。華〜のほうはやたらと分厚くて陵辱系っぽい(あまり食指が動かない)。伯母と〜のほうはなかなか良さそうです。しかし、まさかこんな形でフランス書院デビューするとは…。レビューは気が向いたらします。